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歓迎の宴会が終わって、たちは監督生に連れられて八階にあるグリフィンドール塔まで向かった。
談話室へ入ると、監督生が「合言葉は“飛ぶ 跳ね かえるチョコ”だから忘れずに!これを言わないと寮に入れないから!!」と叫んだ。
そして、さらに続けて口を開いた。
「部屋割りは掲示板に書かれているから各自確認して。朝食は6時半から食べられるから授業に遅れないように行くように。授業開始は9時半。教室の場所は・・・・・あー、明日の最初の授業はどこだい?」
今更ながら、一年生の最初の授業を知らないことに気付いた監督生は近くの一年生に尋ねた。
一年生は、渡された用紙に目を通し「えっと・・・闇の魔術に対する防衛術?」マグル出身なのか少年は疑問系で返した。監督生は一つ頷きくと再び口を開いた。
「闇の魔術に対する防衛術か。今の時代だと特に必要とされる教科だ。しっかりと授業を聞いておいた方が良い。
教室は、四階にある。ご存知の通りホグワーツには気まぐれの階段や隠し通路なんかがある。遅刻したくなかったら・・・・いや、グリフィンドールの点を減らされては困るな。遅刻しないためにも余裕を持って移動してくれ。その後の授業は近くの生徒や先生、ゴーストなんかに聞くと良い。・・・・・良いかな?」
監督生が尋ねると一年生は首を縦に振ったり、小さく「はい」と答えた。満足そうに頷いて、監督生は最後に一つと皆の注目を集めた。
「僕は監督生のケイト・ブライム。何かあれば気軽に言ってくれて構わない。・・・・・・この後は、談話室でゆっくり過ごすなり部屋に戻って寝るなり好きにしてもらって構わない。就寝の時間になったら僕か寮監のマクゴナガル先生が知らせに来るから。・・・・じゃあ、解散」
そうケイトが言うと一年生は少しずつパラパラとその場を離れ、掲示板へ部屋割りを見に行く者や、少し躊躇しながらソファーに腰掛ける者など様々な活動を始めた。
暫くすると、寮には二年生以上の生徒達もやってきて談話室は前にも増して騒がしくなる。卒業した七年生に変わって一年生が入り、寮の人数は変わることが無かった。
賑やかな談話室からも初日で疲れたのか生徒達が少しずついなくなり始めた。
「はぁー何だか凄く疲れちゃったー」
「僕も。緊張したし一杯食べたし、後は寝るだけだもんね」
「・・・・・寝るだけなの?」
「寝るだけだろ?」
「もー、クーティー・・・・明日の準備をするって手もあるじゃない!」
「・・・ああ。そんなの明日で良いじゃん」
「明日遅刻したって知らないよ?」
「え?待っててくれないの?!」
戸惑うクーティーにとロザは顔を見合わせて「今日のうちに準備すれば良いんだよ」と口を揃えて言った。
クーティーは顔を顰めた後、渋々と言った様子で「了解」と頷いた。
「じゃあ、そろそろ寝ない?」
「そうだね」
「うん、寝よう!」
「・・・・明日は話した通り余裕を持って八時に此処にね」
「オーケー」
「それじゃあ、おやすみクーティー」
「・・・・良いね、二人は同じ部屋で・・・・」
「何、一緒が良かったの?」
「・・・・別に、そう言う訳じゃないけど・・・・・・・」
「クーティーも部屋で新しい友達が出来るよ!」
「そうだと良いな」
「心配?」
「まあ、ちょっとだけ」
そんなクーティーに「クーティーなら直ぐに友達出来るよ!」とロザが励まし「そうそう。気分が悪い子に吐くなよ!なーんて言わなきゃ大丈夫」が続いた。
クーティーは一瞬なんのことかと不思議そうな顔をしたが、どうやらボートのことだと思い出したようで「オーケー」と弱々しく答えた。
「おやすみ、ロザ」
「「おやすみクーティー」」
クーティーが去ると、とロザも女子寮への階段を上った。
とロザは偶然にも同じ部屋で喜び合った。ただ、残念だったことに人数の関係なのか同じ部屋に記述されていた名前はとロザ、そしてアスメンダ・リブルボーンの三人だけだった。
とロザは新しい友人を求めて、扉を開けた。
本当は・・・・・授業まで行くつもりでした。
しかし、思ったより長くなり断念。
で、新しい友人が次回は登場予定。
そして、色々と事件(?)起こせたら良いなーって感じです。
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