「ん?違ったん?」



「なんだ、お前トリップしてきたんじゃねーの?本当のこと言ってミソ?」



「えー、てっきりトリップ少女だと思ったC−!」







え?え?えぇ・・・ま、待って!なんで?可笑しいでしょ?!
何でそんな平然としてるの?!
ってか、トリップをすんなりと受け入れるの?寧ろ、一部は何故悔しがってるの?!








地球の皆様、こんにちは。私の今と其方が同じとは限らないので一応「おはようございます」そして「こんばんは」。
既にお察しの通り、平々凡々の日常を送っておりました私、は現在トリップを体験中です。ハイ。
そして、目の前に居られますは・・・関西メガネ、おかっぱ少年、そして滅茶苦茶可愛らしい羊少年です。
今、私トリップして数時間ほど経ちました。
何だかんだでトリップ先はテニスの王子様の世界であり、そして・・・私に与えられた無駄に豪華な部屋を後にして近くを探索しておりました。
なんでテニスの王子様か分かったかって?そりゃあ、『立海大付属 入学案内』なんてものがテーブルの上に置かれてればイヤでも気付きますともさ。えぇ、気付かないはずが無い。

んで・・・話は戻って、目の前のお三方に出会ったのは実に偶然。偶然と言うなの必然?・・・嬉しくない。
初めての土地だった為、キョロキョロを辺りを見回していた私は正に前方不注意ってやつでドンッとぶつかっちゃったのですよ。
えぇーっと、あれです。忍ぶ足と書いてシノビアシさんに。・・・・・・嘘です。ごめんなさい。
オシタリさんです。忍足です。シノビアシでオシタリって読めるのがとても不思議です。
あー、それで私は咄嗟に「あ、すみませんっ」って謝ったのですが−−日本人は直ぐに謝るらしいですね。その分、喧嘩や裁判も海外に比べると少ないとか?−−相手も「いや、こっちこそすんません」って謝ってくれて内心あぁ、怒られなくて良かったと思って顔上げたら・・・・


「・・・なっ・・え・・・おっ・・おし・・忍足ゆ・・し?」




えー・・説明するまでも無いと思いますが、思いっきり私やっちゃいました。
本来ここは相手を知っていても知らないふりをして乗り切るのが王道じゃないですか?
けど、私そんなの考える余裕なくて思いっきり名前言っちゃいましたのですよ。はい、です、ます。
勿論、忍足侑士さんは私の発言に驚かれました。そして、その時になって向日岳人さん、芥川滋郎さんが一緒に居ることに気付きました。
遅いとか言われてもこればっかりは仕方ない。私は忍足さんだけで精一杯だったんです!


「・・なんで、名前知っとるん?」

「あっ・・・え・・えっと・・あ!有名じゃないですか!氷帝テニス部って!」



そんな私の四苦八苦の答えに忍足さんは納得したような素振りを見せ、その後片方の手を自分の顎へと持っていくとゆっくりと口を開き、


「自分、トリップして来たん?」



そ、そう・・・さらりと言いなさったぁ!!!
その発言におかっぱもジローも『あぁ、成る程』と言わんばかりに一度、首を縦に振った。


「は?・・・と・・ト、トリップ・・・です・・か?」



私のこの答えは間違えでは無かっただろう。
何を言っているんだこの人はと暗に伝えた答えだったのだけど・・・


「ん?違ったん?」

「なんだ、お前トリップしてきたんじゃねーの?」

「えー、てっきりトリップ少女だと思ったC−!」



それに返された言葉は私を困惑させるには十分なセリフで私は暫し唖然として言葉を発せなかった。
この人達は何故トリップだと思った?
いや、それ以前にトリップを信じている?いや、認めている?
・・・一体、どういうことだ?


「あ、あのトリップなんてありえませんよ・・ね」



恐らく引き攣った笑みだっただろう。それでも、私は出来るだけ相手が不愉快にならないようにと配慮した。
そして、相手は一瞬きょとんとした後「あぁ」と一つ頷き


「自分やっぱりトリップやろ?ここらじゃトリップなんて珍しくあらへんのやで」



ニッと素敵な笑みを返して下さいました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・珍しくない?

・・・・・・トリップ・・・が?




「まさか・・」

「本当やで」

「トリップなんて月一くらい噂で聞くC−!」

「マジマジ!最近特に増えたんだぜ?」




地球の皆様、こんばんは。
私は今、王道とは違うトリップを体験中です。
そして・・・・既にホームシックです。こんな・・・滅茶苦茶な世界からは一刻も早く抜け出したいです!












・・・・続く?


 忍足、日吉、跡部、柳生、柳、仁王とか好きですよ。特に、忍足と仁王は・・うん。

2007.02.01
これ、続きません。
どーしてもテニプリ夢を書きたかったので書いただけです。
しかも最初だけ(笑)
多分、今後もちょーっとずつこんな感じの中途半端なテニプリ小説が増えるのでは無かろうかと思ったり・・。
だって、まだ仁王とか柳生とか跡部とかリョーマとか出したいキャラが山ほどで・・・書きたいネタが思いつけば書きます。
そして、もしいつか本当に可能性は限りなく0に近いですが機会があれば続きを書くかもです(笑)

向日はミソですよね?ブン太がぜぃですよね?!天才的はブン太・・?フーセンガムもブン・・太?・・・この二人交じる!
柳と柳生も交じる!すんませんっ。