「私もプレゼントあげる!何が欲しい?」



三月一日。
まだ少し寒さの残るこの時期に、グリフィンドールの談話室ではいつもの場所にいつものメンバーである悪戯仕掛人が集まっていた。
意識していなくとも目立つ彼等の会話は耳に入ってくる。
そんな訳でもそのうちの一人で、彼等の会話を耳に入れると「え!」と驚き友人と会話中だったにも関わらずお構い無しに悪戯仕掛人の下に駆け寄った。いつものことだと軽く頭を振った友人は男四人の中に一瞬たりとも躊躇せず交じりこむを眺めた。











僕 の 願 い 君 の 隣










「え?何って?」


そう口を開いたのは軽く目を見開いたリーマスだった。
リーマスだけで無く、ジェームズを始めシリウス、ピーターも当然のように急に入り込んできた人物に驚いた。しかし、が今回のように何の前触れも無く会話に交じってくるのは日常茶飯事でありグリフィンドールでははそう言う人間なのだと認識されていた。よって、なんだかと彼等が思うのも直ぐのこと。

「・・・あれ・・・?」


リーマスの問いには首を傾げた。
それにつられるようにリーマスも「ん?」と首を傾げれば「何やってんだよ」と呆れた声でシリウスが零した。
そんな彼等にジェームズが笑いを隠すように「、ちゃんと分かるように話してくれないかい?」とが自分で勝手に答えを出してしまうと知っているジェームズは優しく聞いた。

「・・・・うん。あの、今ジェームズ達が話しているのが聞こえて、誕生日がリーマスだって。プレゼントを用意して、だからリーマスに聞きに来たの!」
「「「「・・・・・・・」」」」


悪戯仕掛人は顔を見合わせた。

「分かったかい?」
「う、ううん・・・」
「分かるわけねーだろ」
「あ、ででもリーマスに用事があるみたい」
「・・・・そうだね」


四人は同時に頷くと、リーマスがゆっくりと口を開いた。

「えっと、僕に何か用事なの?」
「うん!だからね、プレゼント何が欲しい?」
「プレゼント?」


漸くジェームズが全て解けたと言う顔をしてみせたが他の三人は未だよく分からなかった。
今まで話していた内容は何だっただろうかと本の数分前を思い出す。

「あ、あのっ!た、誕生日なんでしょ?!」
「・・・え、僕?」
「う、うん。・・・・はっ!違ったの?私の勘違い?早とちり?!ああ、ごめん!またやっちゃったぁ」


イエスともノーとに答えていないのには既に自分で答えを出してしまったようだ。
遂に耐え切れなくなったジェームズがぷっと吹き出すとは不思議そうにジェームズを見た。

「あー、・・・リーマスは誕生日だよ。三月十日!リーマス・ルーピンの生まれた素晴らしい日さ!」
「やっぱり誕生日だったんだ!」


此処で「あぁ」と残されていた三人も全て理解したとばかりに頷いた。

「じゃあ、改めて!リーマスは何が欲しい?」


満面の笑みのはワクワクと自分がプレゼントを貰えるかのように嬉しそうだ。
何でお前が嬉しそうなんだよとシリウスは思ったが、そんなの今更だとの性格を思い出し綺麗にその考えを消し去った。

「気持ちは嬉しいけど、僕はから貰えるような立場じゃないよ。あげたことも無いのに・・・」
「・・・別に私にくれなくて良いよ!私があげたいだけだし。・・・あっ、もしかして迷惑だった?私って周りが見えてないってよく言われて勝手に思い込んだりしちゃうから・・・迷惑だったら言って!」
「迷惑だなんて!・・・とても嬉しいよ」
「本当?」


パッと顔を輝かせたに頷いてみせるとリーマスは「そうだな・・・・」ときょろきょろを辺りを見回した。

「誕生日プレゼントは・・・・・が僕の隣にいてくれること」


「良いかな?」と尋ねたリーマスに「勿論!」と頷いた後「・・・・え・・?」と徐々に顔を赤くさせながらは「ど、どういうこと?」と両頬に手を当てながら聞いた。

「誕生日、とっても楽しみにしてるね」


にっこり微笑んだリーマスの隣で「ご愁傷様」とジェームズが呟いた。
一部始終を見ていたの友人はやれやれとまた頭を振った。




彼女に春がやって来たのだろうか










2006.07.28

わぁーリーマス夢だぁ。
始めて書いたよ。
リーマスは恥ずかしげも無く甘い言葉を吐きそう。
そして彼女が恥ずかしがるのを喜んで見ていそう・・・・そんなイメージ。
題名決めて、パパッと書いたんで短く内容も浅いです。